信じられますか?人間は不健康でも、我がままでも、好色であれば長生きできる
- 2013/06/12
- 08:38
わがままに長生きしてぇーといいつつ、本当に長生きできたという羨ましい話?
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現代は色々な情報が氾濫し錯綜している時代である。
しかも昔の人々と比べれば日々入ってくる情報は極めて大量であって、一日という時間で区切ってみても数十倍、数百倍にはなるであろう。
情報といってもその内容においては、その信憑性を逐一確認していく作業も当然必要となり、これにもまた多くの情報源が必要になる。
始めからデマと分かるものはいいが、なかには半信半疑のものも少なくない。
そういう意味ではいかに雑文とはいえ、ただ面白いというだけでそうした未確認情報をここに紹介することはできない。
このように改まって書かなくてはならないほど現代は不可思議、キテレツな話が溢れすぎているのである。
頭をある程度固くしてしまえば許容範囲が限定されて、そうしたことに煩わされることはなくなるだろうが、当方の頭は格別軟弱にできているらしく、それこそ得体の知れぬ情報にあれこれ引っ張られてしまう。
世の中十人十色とかいうが、これまた千差万別ということもあり意外、例外の類が多いのもその原因の一つである。
一つの枠組み、範疇というものに収まれば何ということもないわけだが、現実には人物や健康情報に関するものを取り上げても定型にはまらな い事象が次々と出てくる。
これなど個性的、特異な存在といえば聞こえはいいが、その実、 奇人、変人、超人となると記録の対象となるわけである──。
フランス人の外科医ポリトママン博士は一九一六年に百四十歳の長寿を全うしてこの世を去ったが、何でも二十五歳の時から大酒呑みとなったという。
死亡するその日の夕方も、大手術が成功したといって愉快そうに呑んでいて、そのままこときれたのであった。 大酒呑んで長生きとは、何とも羨ましい話ではないか。
アメリカのテキサス州に住むジュノ・A・ウイルソン大佐は、九十四歳になるまで一度も歯ブラシを用いたことも、歯科医の厄介になったこともなかった。
それでいて歯は一本も欠けていなかった。
生涯、虫歯、歯周病を知らぬとは、何とも羨ましい話ではないか。
アイルランドのバレー・カフェーのボイル・ネールは、オートミルとトマトとミルクだけで百十五年も生きたという。
似たような話であるが、アメリカのニューヨーク州の優秀な外科医であったスティーヴン・スミス博士(一八二三~一九二二)は子供の時の病気のためパンとミルク以外の食事をとることができず、 七〇年間それだけで過ごしてきた。
そして七〇歳になったとき、これに小量の葡萄酒をつけ加えたという。
博士は九九歳の長寿で保ってこの世を去ったが、ついに一片の肉も食べずに一生を終わったのである。(『世界奇談集』R.L.リプレー)
偏食万歳、たとえ人参、ピーマン、肉類を食わずとも人間は不健康にもならないし、偏食だからといって短命にもならないのだ。
以上ここに紹介した事例は例外中の例外であるが、健康維持に汲々としている現代人には理解しがたい事例ばかりである。
皮肉にもこれらの事例のなかには医者が登場しているから余計に奇異に見えるというわけである。
できたら直接ご高説を拝聴してみたかった。
これらは個人の健康観や食生活を中心に見たとき、特に例外的であるから長寿なのかといいたくなるが、結果的に長寿であったから例外になったわけであろう。
しかしながら、このように例外をいくつも集めると例外も例外としてのそれなりの存在感が出てくるから面白い。
よく調べると例外にも同じような仲間がいて、例外にも前例や類例があるということが認識されてくるというのは非常に愉快なことである。
例外ついでにもう一つ羨ましい長寿に関わる例外を紹介しておこう。
長寿者というと意外にもイギリスにその記録がある。
そのなかで 第一に上げられるのはトーマス・カーン(一三一八~一五八八)という人物がまず筆頭であろう。
問題なのは次に上げる長寿者のトーマス・パーである。
この人物についてはいろいろな書物に散見するので、ご存知の方は多いのでは あるまいか。(いわゆる、酒のラベルになっているあのオールド・パーおじさんである)

彼は百歳のとき三人目の妻と死別したのであるが、老いても精力絶倫であったのが災いしてか、百二歳のときに村の娘を強姦して逮捕されてしまうという不祥事を起こしてしまった。
高齢者でありながら、まったくもってけしからぬ話である。
別の情報によると少し話は違っていて、年齢も105歳のときにキャサリン・ミルトンという若い女性を孕ませたことで逮捕されたという。
パーおじさんは、どちらにしてもこのとき確かに女性問題が原因で投獄されたのである。
劣悪な獄中にあってもパーおじさんはすこぶる健康であった。
この罪で彼は十八年間獄中にあったが、百二十歳で出獄した後、百二十二歳で再婚して子をもうけた。
彼が注目を浴びだしたのは、チャールズ1世に謁見したことからである。
そのときチャールズ1世がパーに対し、他の者にくらべて何か特別に変わったことを成したことがあるかどうか尋ねたところ、パーおじさんはかって自分は女性問題で教会から懲罰を受け、課された贖罪を18年を掛けて成し遂げた最も年老いた人間だと苦笑しながら答えた。
これでパーおじさんはロンドンで一躍有名人となり、国民的人気者となった。
記録によるとパーおじさんは、百三十四歳当時まで性的能力が十分にあったというが、その後チャールズ一世の宮廷に招かれた一六三五年に一五二歳で死んでしまった。
農村での農夫としての生活が身体にあっていたらしいのだが、急に宮廷生活を強いられたことが彼の命を縮めてしまったということである。

彼の墓はロンドンのウェストミンスター寺院内にあって、シェークスピアなどの有名な詩人や文人と一緒に埋葬されているということである。
THO: PARR OF YE COUNTY OF SALLOP. BORNE
IN AD: 1483. HE LIVED IN YE REIGNES OF TEN
PRINCES VIZ: K.ED.4. K.ED.5. K.RICH.3.
K.HEN.7. K.HEN.8. K.EDW.6. Q.MA. Q.ELIZ
K.JA. & K. CHARLES. AGED 152 YEARES.
& WAS BURYED HERE NOVEMB. 15. 1635.
「サラップ州のトーマス・パーは1483年に生まれた。エドワード4世、エドワード5世、リチャード3世、ヘンリー7世、ヘンリー8世、エドワード6世、メアリー1世、エリザベス1世、ジェイムズ1世、チャールズ1世の10代にわたる治世を生き、1635年11月15日ここに埋葬された。」
とその墓碑銘にあるという。
このような例外ばかりを上げていると、一体全体人間の寿命とは何なのだといいたくなる。
平均寿命にも達しないうちに成人病や癌で倒れていく人があるかと思うと、他方でこのような長命の事例もあるわけである。
人間と生活環境、人間と職業をベースにした本当に詳細な平均余命のデーターは、当の厚生労働省ではなくて生命保険会社のコンピュータの中に蓄積されているという。
実はこれが最も重要な企業機密とされている。
これも意外な話ではあろう。

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現代は色々な情報が氾濫し錯綜している時代である。
しかも昔の人々と比べれば日々入ってくる情報は極めて大量であって、一日という時間で区切ってみても数十倍、数百倍にはなるであろう。
情報といってもその内容においては、その信憑性を逐一確認していく作業も当然必要となり、これにもまた多くの情報源が必要になる。
始めからデマと分かるものはいいが、なかには半信半疑のものも少なくない。
そういう意味ではいかに雑文とはいえ、ただ面白いというだけでそうした未確認情報をここに紹介することはできない。
このように改まって書かなくてはならないほど現代は不可思議、キテレツな話が溢れすぎているのである。
頭をある程度固くしてしまえば許容範囲が限定されて、そうしたことに煩わされることはなくなるだろうが、当方の頭は格別軟弱にできているらしく、それこそ得体の知れぬ情報にあれこれ引っ張られてしまう。
世の中十人十色とかいうが、これまた千差万別ということもあり意外、例外の類が多いのもその原因の一つである。
一つの枠組み、範疇というものに収まれば何ということもないわけだが、現実には人物や健康情報に関するものを取り上げても定型にはまらな い事象が次々と出てくる。
これなど個性的、特異な存在といえば聞こえはいいが、その実、 奇人、変人、超人となると記録の対象となるわけである──。
フランス人の外科医ポリトママン博士は一九一六年に百四十歳の長寿を全うしてこの世を去ったが、何でも二十五歳の時から大酒呑みとなったという。
死亡するその日の夕方も、大手術が成功したといって愉快そうに呑んでいて、そのままこときれたのであった。 大酒呑んで長生きとは、何とも羨ましい話ではないか。
アメリカのテキサス州に住むジュノ・A・ウイルソン大佐は、九十四歳になるまで一度も歯ブラシを用いたことも、歯科医の厄介になったこともなかった。
それでいて歯は一本も欠けていなかった。
生涯、虫歯、歯周病を知らぬとは、何とも羨ましい話ではないか。
アイルランドのバレー・カフェーのボイル・ネールは、オートミルとトマトとミルクだけで百十五年も生きたという。
似たような話であるが、アメリカのニューヨーク州の優秀な外科医であったスティーヴン・スミス博士(一八二三~一九二二)は子供の時の病気のためパンとミルク以外の食事をとることができず、 七〇年間それだけで過ごしてきた。
そして七〇歳になったとき、これに小量の葡萄酒をつけ加えたという。
博士は九九歳の長寿で保ってこの世を去ったが、ついに一片の肉も食べずに一生を終わったのである。(『世界奇談集』R.L.リプレー)
偏食万歳、たとえ人参、ピーマン、肉類を食わずとも人間は不健康にもならないし、偏食だからといって短命にもならないのだ。
以上ここに紹介した事例は例外中の例外であるが、健康維持に汲々としている現代人には理解しがたい事例ばかりである。
皮肉にもこれらの事例のなかには医者が登場しているから余計に奇異に見えるというわけである。
できたら直接ご高説を拝聴してみたかった。
これらは個人の健康観や食生活を中心に見たとき、特に例外的であるから長寿なのかといいたくなるが、結果的に長寿であったから例外になったわけであろう。
しかしながら、このように例外をいくつも集めると例外も例外としてのそれなりの存在感が出てくるから面白い。
よく調べると例外にも同じような仲間がいて、例外にも前例や類例があるということが認識されてくるというのは非常に愉快なことである。
例外ついでにもう一つ羨ましい長寿に関わる例外を紹介しておこう。
長寿者というと意外にもイギリスにその記録がある。
そのなかで 第一に上げられるのはトーマス・カーン(一三一八~一五八八)という人物がまず筆頭であろう。
問題なのは次に上げる長寿者のトーマス・パーである。
この人物についてはいろいろな書物に散見するので、ご存知の方は多いのでは あるまいか。(いわゆる、酒のラベルになっているあのオールド・パーおじさんである)

彼は百歳のとき三人目の妻と死別したのであるが、老いても精力絶倫であったのが災いしてか、百二歳のときに村の娘を強姦して逮捕されてしまうという不祥事を起こしてしまった。
高齢者でありながら、まったくもってけしからぬ話である。
別の情報によると少し話は違っていて、年齢も105歳のときにキャサリン・ミルトンという若い女性を孕ませたことで逮捕されたという。
パーおじさんは、どちらにしてもこのとき確かに女性問題が原因で投獄されたのである。
劣悪な獄中にあってもパーおじさんはすこぶる健康であった。
この罪で彼は十八年間獄中にあったが、百二十歳で出獄した後、百二十二歳で再婚して子をもうけた。
彼が注目を浴びだしたのは、チャールズ1世に謁見したことからである。
そのときチャールズ1世がパーに対し、他の者にくらべて何か特別に変わったことを成したことがあるかどうか尋ねたところ、パーおじさんはかって自分は女性問題で教会から懲罰を受け、課された贖罪を18年を掛けて成し遂げた最も年老いた人間だと苦笑しながら答えた。
これでパーおじさんはロンドンで一躍有名人となり、国民的人気者となった。
記録によるとパーおじさんは、百三十四歳当時まで性的能力が十分にあったというが、その後チャールズ一世の宮廷に招かれた一六三五年に一五二歳で死んでしまった。
農村での農夫としての生活が身体にあっていたらしいのだが、急に宮廷生活を強いられたことが彼の命を縮めてしまったということである。

彼の墓はロンドンのウェストミンスター寺院内にあって、シェークスピアなどの有名な詩人や文人と一緒に埋葬されているということである。
THO: PARR OF YE COUNTY OF SALLOP. BORNE
IN AD: 1483. HE LIVED IN YE REIGNES OF TEN
PRINCES VIZ: K.ED.4. K.ED.5. K.RICH.3.
K.HEN.7. K.HEN.8. K.EDW.6. Q.MA. Q.ELIZ
K.JA. & K. CHARLES. AGED 152 YEARES.
& WAS BURYED HERE NOVEMB. 15. 1635.
「サラップ州のトーマス・パーは1483年に生まれた。エドワード4世、エドワード5世、リチャード3世、ヘンリー7世、ヘンリー8世、エドワード6世、メアリー1世、エリザベス1世、ジェイムズ1世、チャールズ1世の10代にわたる治世を生き、1635年11月15日ここに埋葬された。」
とその墓碑銘にあるという。
このような例外ばかりを上げていると、一体全体人間の寿命とは何なのだといいたくなる。
平均寿命にも達しないうちに成人病や癌で倒れていく人があるかと思うと、他方でこのような長命の事例もあるわけである。
人間と生活環境、人間と職業をベースにした本当に詳細な平均余命のデーターは、当の厚生労働省ではなくて生命保険会社のコンピュータの中に蓄積されているという。
実はこれが最も重要な企業機密とされている。
これも意外な話ではあろう。

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- カテゴリ:健康情報
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